沖縄の行事
沖縄復帰記念日
特に決まった行事やイベントはありませんが、 沖縄出身アーティストによるライブや県外で 沖縄伝統舞踊・獅子舞・エイサーなどの催しを行ったりしています。
【本土復帰とは?】
太平洋戦争後沖縄はアメリカに占領されていましたが、 昭和47年(1972)5月15日午前0時をもって発効し、沖縄の施政権がアメリカから日本に返還され、
日本領に復帰、
「沖縄県」が誕生した。
昭和20年の4月から6月に掛けての激しい戦闘で米軍の手支配下になって以来、
27年ぶりの復帰であり、戦争で取られた領土が交渉で戻ってきたことを非常に希有なこととして、 交渉を成功させた佐藤栄作首相は後にノーベル平和賞を受けます。
しかし、米軍は沖縄を自由にベトナム・中東など各地の戦役の拠点として引き続き使用し、 住民の猛烈な抵抗が続いています。
日本政府側は「本土並み」の復帰を目指したが、実際には30以上の米軍基地や弾薬庫、演習場等が残され、 その面積は全県の12%にも上っていて、未だこのような状況は続いています。
当時、本土復帰後もアメリカがここに基地を維持する ことを認める口約束の上で初めて復帰交渉が成功したのであったことが、 長い年月を経た今明らかになっています。
【リアル復帰後のお話】
アメリカ領土であった頃の沖縄は、日本円ではなくドルを使用していました。 その頃、\300以上の円高時代であったのでみんなこぞってドルを円に換金したそうです。
ドルと言えば、パスポートも必要でした。 今でもパスポートが必要と思っている本土の人がいると聞いたことがあります。
沖縄の人であっても、過去パスポートを必要としていたという 沖縄の歴史を知らない子供たちはとても多いようです。
今ではお馴染み「ゴーヤーチャンプルー」。
ポークをを入れるのがあまりにも有名ですが、
それはアメリカ領土になってからのことです。 それまではポークではなく、
豚肉やお魚などが入っていたということです。
アメリカの文化と沖縄の文化を上手にチャンプルー(混ぜる)して、
現在大人気のゴーヤチャンプルーが生まれました。
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